大人なら「なんか見たことある!」な鳥獣戯画。漢字からして難しい…
小学生からすると「なんか聞いたことある…ギガやろ?」
「あ〜、使い放題みたいな!」ってなる、響きだけ親しみのあるギガ(笑)
子ども向けの本を図書館で2冊借りてきて、みんなより先に読みました。
実はその中身、違うことが書いてあるんです!…なぜかって?
それは、鳥獣戯画には言葉(文章)が記されていないから!
800年以上前に描かれたこの絵巻物は、日本で一番最初の漫画だと言われています。
文章がないから、ストーリーを自由に想像することができる、とっても楽しい作品♪
見る人によって違うものに見えたりするので、解説本の内容が違ってくる訳なんです!
2冊の本の良いとこ取りをしてみんなに聞いてもらうと、思った以上に興味津々♡
お家の方は「鳥獣戯画の主役はどんな生き物?」って、ぜひ聞いてみてください!
きっと3秒で答えられるはず!!
広げると10m以上ある鳥獣戯画(4巻のうちの)甲巻に親しみを持ってもらったところで
好きなシーンやキャラクターをたくさん模写します。
使うのは筆ペン!線が一定の太さにならないので、イイ味出ますね〜
みんな上手く使いこなしています(年賀状の宛名書きもお任せあれ)。
しーーーん、という音が聞こえてきそうなくらいの集中力!
描いた模写を、次はハサミでちょきちょき…
一人ずつ厚紙の上に並べて「自分が鳥獣戯画の続きを描くとしたら…」と
新たなストーリーを生み出します☆
物語が見えてきたら、生き物たちを貼付けて、周りに風景を描き足してみましょう!
模写の時に、みんなにしていた一つのお願い「ネズミちゃんを描いてみて」。
そのネズミちゃんも切り抜いて、ある紙に貼ります。
ある紙とは以前、絵の具を使った時に濃度を調整するために使った、試し描き!!
無意識に描いた線や点がキレイ過ぎて、捨てられずにいたので再利用です。
試し描きに合わせてフレームの色も選んだので、ここはお楽しみのあみだくじ♪
それぞれの台紙が決まったところでネズミちゃんも貼付けて、周りに文字もプラス。
フレームに入れると、あら!ステキ〜♡♡
このまま年賀状の素材にして頂くも良し、家族写真を撮って年賀状を作る方は
フレームをさりげなく一緒にパチリ☆として頂いても面白いと思います!
ステキな2作品が出来上がりましたが、主役の鳥獣戯画には、まだ続きがあります♪
次回はクリスマスの制作に入るのですが、その前に…
全員の作品を、みんなで順番を考えて並べ、令和に鳥獣戯画の続編を蘇らせよう!!
一番楽しみにしているのは、先生かもしれません(笑)
一見難しそうな国宝や芸術品ですが、子ども達は構えることなく
素直に受け入れ、吸収してくれるので嬉しいです。
解説本は子ども向けこそ、絵も大きくて、言葉も分かりやすくてオススメですよ!
大人の皆さんも、秋の夜長にいかがですか?
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