大切にしたい日本の風習「柊鰯」を飾る

突然ですが、今年の節分がいつもと違うのはご存知ですか?

なんと!124年振りに2月2日となるそうですよ!

明治30年以来ということですから驚きで、子ども達と

「ひいじいちゃん、ひいばあちゃんも初めてのことだね〜」と笑ってました。

恵方巻きを2月3日に買いに行っちゃったなんてことがないように、ご注意を!


4年に一度うるう年が来るのと同じような、暦のズレの調整で

2021年は立春が2月3日となるため、その前日の2月2日が節分だそうです。

そんなお話を子ども達にしながら「節分には何をしますか?」と尋ねました。

①恵方巻き丸かぶり ②豆まき ③豆を歳の数+1個食べる

返って来た答えはこの3つ。


そこで、日本から消えつつある柊鰯(ひいらぎいわし)の風習を、写真を見せながら紹介!

私 ケイコも知ってはいましたが、子どもの頃からマンション暮らしだったこともあり

正直、玄関に飾っていた記憶はありません。

子ども達の素直な感想は「こわっ!」や「気持ち悪う〜」でした(笑)

鬼は柊の葉のトゲと、鰯の頭の強烈な臭いを嫌うので「鬼除け(魔除け)になるよ」と

伝えると「じゃあ、作ってみよっか」という気持ちになってくれた様子♪

今回は1回のレッスンで完成しなければ節分に間に合わないため、ひとつだけ下準備。

紙粘土を厚めに伸ばしてハートのクッキー型で抜き

角のない竹の割り箸を刺して、数日乾かしておきました。


ハート型を鰯の頭に見立てて、アクリル絵の具で描いていくのですが

せっかく小さな面積ですから、集中して〝リアル〟を追求しますよ!

遠くから見た鬼が、そこで引き返しちゃうくらいにね☆


ほぼ原寸大くらいの鰯の写真をプリントして、一人1枚ずつ配り

紙粘土のハートと並べて置きます。

鰯の写真から必要な色をそれぞれに見抜いて、パレットに絵の具を出しましょう!

何も言わずともピンクやオレンジが出ていて、速攻で褒める私(笑)

みんな恐る恐る塗り始めましたが、紙粘土の上で適当に色を混ぜてもそれなりに見えるし

違うと思ったら上から塗り重ねて、消しちゃえばOKだと伝えると

だいぶ肩の力が抜けたみたい♪

同じ写真を見ていても、全員違う色の絵の具を使っているのが面白いですね!

みんな写真をじっくり見て、集中して取組めました☆


鰯の顔が描けたら、造花の柊をベストな位置に合わせて、余計な茎をペンチで切ります。

竹の割り箸と柊をマスキングテープでグルグル巻いて、しっかりと一体化させましょう!

その上から、枝らしく見えるようにアクリル絵の具を塗りました。

仕上げに、水引のような紅白の紙紐を巻き付けて蝶々結び。

こうすることでスワッグのように、吊り下げられるようになりました!

どうですか? なかなかリアルな仕上がりでしょ?

柊鰯は節分と立春の2日間、玄関に飾るのがポピュラーなようですが

「絶対に鬼に来て欲しくないから」と、持ち帰り後すぐ

ドアの前に飾ってくれた、用心深いご家庭もあります(ご報告嬉しかったです)♡

これでは鬼が近付けませんね!!

子ども達と日本の文化や風習を見直すことは、とても有意義な時間です。

鬼を払って、福を呼び込む!

新しい春が来ますから、改めて子ども達とご家族の

無病息災、家内安全をお祈り致します☆


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学Do×食Do うめまめ

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