2021年一発目のレポートとなります!
皆様にとりまして幸多き一年となりますよう、心からお祈り致します☆
Artの記事がご無沙汰の理由は、12〜1月の3回に分けて同じテーマに取組んだから。
終着点は、開催中(1月末迄)の「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」です!
うめまめから近い、中之島の国際美術館に日本初公開の61作品が来てるなんて大興奮〜
水曜日と金曜日にチームを分けて、解説の先生をお招きした見学会を行いました♪
ですが…見学会の前に子ども達は、予習もバッチリしていたのですよ!
初回はまず、ゴッホの生涯を紹介する大型本を読みました。
以前、ピカソのことを勉強した時にも読んだ「おはなし名画シリーズ」は
対象が「子ども〜大人まで」と書かれている通り、とっても分かりやすくてオススメ!
ゴッホの短い画家人生は、小学生にとってもかなりセンセーショナルだったようで
聞き終わった後に、質問や感想がたくさん飛び交いました!
それから、ゴッホの代名詞であるひまわりのお話に続けて
40分ほどの長時間になりましたが、ゴッホの世界に吸い込まれるように聞いてくれました♡
全7作品と言われている中で、今回来日しているのは4番目のひまわり。
ゴッホ本人も、友人ゴーギャンも一番気に入っていたらしく、もちろん展覧会の目玉です!
本物を鑑賞するワクワクを押さえつつ、作品の大きさやタッチ(筆使い)
ゴッホの気持ちまで想像しながら、みんなもクレパスで描いてみました。
予習二回目は、前回学んだ中で覚えていることを発表し、ホワイトボードに書き出し。
みんなしっかりと覚えていた上に、学校の図書室でゴッホの本を借りて読んで
さらに知識が増えていた子までいて感動〜!
あっという間にホワイトボードは文字でいっぱい!
そのテンションを保ったまま、コラージュ作品を作ります♪
前回、自分で描いたひまわりの他に、リーフレット、雑誌、英字新聞などを切り抜いて
ゴッホをイメージしながら組合せ、貼り付けていきます。
最初はコラージュというものに、あまりピンと来ていなかった子ども達でしたが
進めるうちに切り貼りがどんどん楽しくなっていって、最終的に
とても個性豊かで、ユニークな作品達が仕上がりました☆
年が明けて学校が始まったら、お待ちかねの「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」へ!
ナビゲートは2年前のフェルメール展と同じ、アート鑑賞アドバイザーの琴見ゆり先生です。
美術館内でのお約束を確認し、写真スポットで記念撮影をしてから中へ入ります。
コロナ禍で日時指定制を導入しているため、入場も鑑賞も混雑無くかなりスムーズ♪
ひと部屋ずつテーマに分かれた展示となっているため、順番に見ながら
見逃せない作品についてはその前に集まって、ゆり先生のお話に耳を傾けます。
もちろん絵画の横には解説のボードが掲げてありますが、そこには載っていない
裏話も聞けるのが醍醐味!
すっごく面白いですし、その絵の魅力が一気に増すんです!!
気になったことや不思議に思ったことは、その場で質問できるのも良いですね。
この展覧会でもフェルメールの絵が1点展示されているのですが
2年前に見た作品を思い出しながら会話をできた子もいて、ゆり先生も感激だったそうです♡
後半は鮮やかな色使いのゴーギャン、ルノワール、モネなど
目に焼きつく絵画のオンパレード!
子ども達は、気に入った絵の題名や作者を一生懸命にメモし
近づいたり離れたりしながら、色んな角度から鑑賞していました。
ワークシートがメモ書きでいっぱいになった頃、いよいよゴッホのひまわりとご対面!!
ひまわりは一番最後、専用のお部屋に飾られています。もちろん私、ケイコも初めて♪
ここまで見た作品も素晴らしかったのですが、ひまわりが放つオーラや神々しさは
群を抜いていて、圧倒されてしまい言葉を失いました。
本やリーフレットで見てきた色とは全く違う、本物でしか分からない輝き!
ゴッホが幸せだった頃の、生命力に溢れるタッチ!
本物を間近(驚くほど至近距離!)で、心ゆくまで見ることができて
さらには子ども達と感動を共有できて、本当に嬉しかったです。
ゴッホという画家は、ずっと子ども達の記憶に残っていくのだろうな…
本物のひまわりを見た時の気持ちや印象も忘れないでいて欲しいし、
「また美術館行きたい!」と思って欲しいな♡
まだ「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」をご覧になられていない方は
残り2週間あるので、ぜひ足をお運びください!オススメです〜
お問合せは、エーキャスト(株) やまもと迄
Tel. 06-7860-5884(平日10〜17時)
「About us」ページの専用フォームからもどうぞ!
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