cooking講師・サキコです!
今回のメニューは、みんな大好きハンバーグ。
ヘルシーで植物性のたんぱく質もたくさん摂れるし、お財布にも優しいので、肉より豆腐多めレシピです(生徒さんには「私は肉多めハンバーグが好き!」とはっきり言われましたが(^^;))
ところがこの“お豆腐多め”が難易度を上げてしまい、あとから苦戦することになってしまいました…。
今回の切り物は玉ねぎだけ。
余裕なはず、と思っていたら、「目が~」と、玉ねぎの日にお決まりのセリフが。
玉ねぎは、そのままタネに混ぜて焼いてもいいのですが、ここはサキコの個人的な好みで“レンチン”してから混ぜます。
木綿豆腐は、泡だて器でなめらかにしてから、ミンチと混ぜます。
「タルタルソース作った時にやったなぁ」と、以前のレッスンを覚えていてくれたようで、嬉しい発言です(「チキン南蛮~豆腐☆タルタルソース」の回参照♪)。
豆腐がなめらかになったら、パン粉を混ぜ、ミンチも入れ、下味のために塩・こしょう・コンソメ、卵を入れて、粗熱の取れた玉ねぎも入れます。
卵を割るのは、恐る恐るながらも子どもたちはみんな大好き。「全員の卵割りたいくらい!」と意欲満々です。みんな上手に割れました。
肉だねをしっかりこねこねし、両手でパチパチとキャッチボールしながら、空気を抜きつつ形を整えます。
手の大きな高学年の生徒さんをはじめ、器用に形成できる生徒さんもいましたが、“手をお椀状にしてキャッチボールする”というのがなかなか難しく、形成してるはずなのにスライムのように手からべちゃっとはみ出してしまいます。
豆腐の水分があるので柔らかめの肉だねになっており、手が小さい生徒さんにとってはまとめにくかったようで…試作段階で見落としていた点でした(>_<)
四苦八苦しながらも、肉だね完成!
いよいよ焼いていきます。
フライパンに肉だねを一つずつ置き、両面に焼き目を付けたら、お水を入れて蓋をして蒸し焼きにします。
ここで、ハンバーグをひっくり返すのにみんなてんやわんや!
豆腐多めのたねは柔らかく、うまく返せないと途中でボロッと崩れてしまいます。いつも器用なAちゃんですら、少し崩れてしまい、とても悔しがっていました。
そうならないようにフォローできなかった自分も悔しい…。
そんなこんなで、それぞれのフライパンで焼きだした時間帯には講師陣も大忙し。
その中で、遠慮して私の手が空くのを待っていてくれていたBちゃんのハンバーグは、なんと片面が焦げてしまいました。
これには私も大ショック!ごめんねと謝り、おこげ面を包丁でそぎ切り、うまくまとまらなかったハンバーグもひとまとめにして持って帰ってもらいました。
とってもありがたかったのが、Bちゃんのお母さんがおうちで、高級レストランのごとく野菜をおしゃれに盛り付けてハンバーグをアレンジしてくださり、まとまらなかったミンチも美味しいスパニッシュオムレツにリメイクしてくださったことです。
お母さまの腕に本当に脱帽でした!
気持ちを立て直し、ソース作りです。
フライパンに残った肉汁も捨てず、その中にケチャップ、ウスターソース、酒、みりんを加えてぐつぐつとアルコールを飛ばし、お肉のうまみを凝縮したソースの完成です。
とっても美味しそう~!
微妙な火加減やお肉・それ以外のものの割合で、味や食感はもちろん、作りやすさも大きく変わるハンバーグ。
美味しいハンバーグを作るのは難しい!と改めて実感した、今回のレッスンでした。
行程は多くないし切るものも少ないし、手こずるメニューではないかな~と実は予想していたのですが、みんなにとっても頑張ってもらったレッスンになりました。
今回も、お疲れさまでした!!
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