秋野菜の甘辛混ぜご飯~生姜風味~

cooking講師・サキコです。


今回のレシピはとにかく!切って切って切りまくる!!


おそらく、普段おうちではなかなか安心して任せてもらえないであろう“切る作業”。うめまめではいつも当然のように、自分のものは自分ですべて切ります。

きっと切る作業を嫌いな生徒さんはいないんじゃないかなと思うのですが、今回はギブアップの声がちらほら…(^^;)



ラインナップは、

・しいたけ…いしづきとかさをわけて薄切り。

・なすび…1㎝角の角切り。

・さつまいも…1㎝角の角切り。

・にんじん…1㎝角の薄切り。

・生姜…みじん切り。

・水菜…3㎝のざく切り。

・豚肉…2㎝幅に切る。

さあ~気合い入れていきましょう!


きのこ嫌いの子には超難関の、“不揃いで小さいものが多い”=“数が多い”しいたけたち(とても安く売ってたんです〜)を切ります。しいたけは火を通すと縮むので、

「そんなに小さく切らなくても大丈夫だよ~」

と言うものの、
「嫌いやから存在をわからないように小さく切る!」
と言い、なかなか時間がかかってしまいました。


なすびは柔らかいのでまだ切りやすいかな…


さつまいもはみんなが苦戦!どうしても片手の力だけで切ろうとしてしまうので、両手を使い、体重をうまく使って切るように伝えました。でも、なかなか実践は難しい~。



にんじんも、固い上に薄切りなのでこれまた難関。少し大きくなってしまってしまった生徒さんは、少しレンジでチンします。



ここらへんで、さすがに「もう疲れた~」という声が続出。

普段、食材には出来るだけ手を出さないようにしようとしているし、たまにやり方を伝えるために少~しだけ手伝おうとしても、「自分でやる!」となかなか食材を譲ってくれない子どもたちですが、今回ばかりは、「手伝おうか?」と言うと、素直にうなずいていました。


生姜はみじん切りですが、みんなみじん切りがどんなものかはわかっているものの、片手で包丁をカンカンおろして切ろうとしてしまうので、改めて『片手で包丁の切っ先を固定してもう片方の手を動かして切る』やり方を伝えます。



水菜は軸を落としてザクザク切り、水洗い。勢いよく軸を3㎝くらい切って、捨てようとする生徒さんがたまにいるので、そんなときは慌てて止めます。



豚肉は何枚か重ねて切ります。



さあ、ようやく食材が揃いました!

でもまだまだ工程が残っているよ~。


ちなみに今回は、単発で二人の姉妹が参加してくれました。

お姉ちゃんは普段からお手伝いをするらしく、慣れた手つきでサクサクと進めていってくれました。

レギュラーメンバーの中でいつも一番スムーズに速く仕上げることのできるAちゃん、競い合っているわけではないですがいい刺激を受けたのではないかなと思います。

妹さんは、「少しだけやるけどあんまりしない」と言っていたにもかかわらず、猫の手&包丁使いも丁寧。単発参加と思えないくらい落ち着いて、とっても上手に出来ていました。



お水と酒を計量し、頑張って切った食材を炒めていきます。


まずは生姜と豚肉。

次に水菜以外の野菜を入れ、一番火の通りにくいさつまいもの色が白から黄色みを帯びてくるまで、水と酒を入れつつ根気よく炒めます。


そして、炒めているフライパンの面倒を見つつ、味付けに使う、みりん・しょうゆ・てんさい糖の軽量もします。

フライパン、焦げないように気にかけてあげないといけないので忙しい〜!

野菜たちがしんなりしてきたら、調味料を入れ、味見しつつ味をそれぞれのお好みに整え、仕上げに水菜を入れて、完成~!


と思いきや、あともうひとふんばり、あらかじめ炊いておいたご飯と混ぜ、最後の味見をして今度こそ完成~!!



水菜を入れた瞬間、秋野菜ばかりで茶色っぽい具材たちがパッと色鮮やかに変わり、思わず「美味しそう~!!」と声が漏れてしまいました。


味見した子どもたちからも、「めっちゃ美味しい!」「遠足のお弁当に入れたかった~」と、嬉しい声と笑顔が!(^^)!

おうちでも、ご家族の笑顔がきっと見られるね。



今回は、切って炒めて混ぜるだけ、のシンプルなレシピだったのですが、みんなとっても大変だったと思います。本当にお疲れ様でした!

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学Do×食Do うめまめ

大阪天満宮のお膝元で、アフタースクール(学童)と食堂が融合! 子ども達に食べさせたい「おもいやりママごはん」が生まれました。 平日お昼は、北新地にてLunch Box販売中♪

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