苦手克服⁉ サラダチキン~蓮根きのこの醤油炒めのせ~

cooking講師・サキコです!


サラダチキンをしっとり仕上げる方法って、色々ありますよね。ネット上でもたくさん紹介されていて、迷ってしまいます。


今回は、母親直伝の(母親はテレビの受け売りだと思いますが(;'∀'))やり方を、さらに時短のために自分なりのアレンジを加えて、生徒さんたちに実践してもらいました!


さっそく難関、火の通りを均一にするために、鶏むね肉をそぎぎりして厚さを均等にしていきます。

低学年チームは、そぎきってそのまま切りきってしまう生徒さんが続出。

高学年チームはさすが、うまく切り進めていきます。

切れた鶏肉は、下味が入りやすいように&繊維を断つために、フォークで両面刺していきます。


ぶすぶすと勢いよく刺しているみんなに向かって「ストレス発散やね~」なんて話していましたが、一方では「わたしはなんできのこがきらいなんだ~!!」という心の叫びと共に刺している生徒さんもいました。


そうです、きのこ嫌いがcookingチームにはいるのでした。

今回もまたブーイングかしら…と思っていたら、「わたしは鶏肉も嫌い~」との声もあがり、ちょっと心配になってきました~(;^_^)

処理の終わった鶏むね肉は、ビニール袋に入れ、下味兼しっとり作用のために、塩とてんさい糖と酒を入れてしっかりもみもみ。

このてんさい糖が大きなポイントです。砂糖には、食品の水分をがっちりと抱え込む"保水性"があります。

さらに、たんぱく質の凝固をやわらげる働きも。砂糖を入れることで、たんぱく質の凝固温度が上がり、結果的にお肉が柔らかく仕上がったり、炒り卵がふんわりと仕上がったりします。

他にもカスタードプリンを作るときなどにも役に立っています。調べてみると面白いですよ~。

楽しくもみもみできた鶏むね肉を次はラップで包みます。ぴっちりと空気を抜きましょう。

二重に包めたら、沸騰したお湯の中に入れて、5分中火で茹でます。


茹でるときは、これまたしっとり仕上げるために長時間火にかけたくありません。なので、鶏肉の上にアルミホイルをし、さらに鍋のふたもします。

二重にふたをすることで、なるべく短時間で仕上げます。

5分経ったら、あとは冷めるのを待つだけ。出来上がりが楽しみです!

続いて、チキンの上にかける蓮根、きのこ、もやしを準備していきます。

固い蓮根を切るときは、切る加減がうまくつかめず、あちらこちらから『スコン!』『スコン!』と、包丁がまな板に勢いよく降りてしまっている音がしてヒヤヒヤ…。

「力任せに切るんじゃなくて、包丁の切っ先から真ん中あたりにかけてを使って切ってみてね」とアドバイスをしますが、頭でわかっていても、実際やるのは難しい。まだまだこれからです!

酒、てんさい糖、濃口醤油で合わせ調味料を作り、しんなりと炒めた野菜に味をつけていきます。

水けが少しとぶほどに炒められたらOKです。

野菜の醤油炒めが出来上がったころには、サラダチキンも切れるくらいに冷めているので、お楽しみ、味見の時間です。


「鶏肉めっちゃ美味しい!」

「柔らかい!」

「れんこん嫌いやったけど美味しい~」


うれしい感想が聞こえてきました。

スライスした鶏むね肉を並べ、上に醤油炒めをのせたら完成です。水菜やレタスなどの緑の野菜があれば見た目も完璧でしたが、そこは各ご家庭にお任せしました。


おうちでの夕食で、きのこ嫌いの生徒さんも食べられていたり、鶏肉嫌いだと言っていた生徒さんにも「鶏肉克服できたかも!」と言ってもらえていたり、思った以上に好評だった今回のメニュー。


是非おうちでも挑戦してみてほしいです(^_^)


コンビニみたいに色んな味を試してみたり、野菜の種類をアレンジしても美味しそうですね!

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Tel. 06-7860-5884(平日10〜17時)

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学Do×食Do うめまめ

大阪天満宮のお膝元で、アフタースクール(学童)と食堂が融合! 子ども達に食べさせたい「おもいやりママごはん」が生まれました。 平日お昼は、北新地にてLunch Box販売中♪

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