夏に買ったそうめん。
使わないまま季節が過ぎて、あれ?コレ賞味期限いつまでかしら…なんてこと、うちではありませんが(そうめん大好きなわたし)、麺つゆやちゃんぷるで食べるのに少し飽きてきた時に、サラダにしてしまうのはどうでしょうか?^_^
まず、蒸し鶏を作ります。
鶏ささみを観音開きにしてお皿に入れ、お酒と鶏がらスープと共にレンジでチン!するのですが、上手くお肉を平らに開くことができないと、レンチン時間も倍かかってしまいます。
そして意外と子どもたちがてこずるのが『ラップを巻く』作業。こちらも重要で、ふんわりと、かつ隙間なくお皿に巻くことができないと、これまた上手くレンチン出来ません。
お料理は、まず切ることが難しい〜とついつい思ってしまいますが、こういうささいな作業も大切です^_^
蒸しあがった鶏肉が冷めるのを待つ間は、これまた難関、錦糸卵作り。
少ない卵液を薄く広げ、焼き過ぎないうちに、フライ返しとお箸を上手に使ってひっくり返します。たまに破れたりしながらも、こちらも皆なんとか成功〜!
さて、今回切るものは、きゅうりとミニトマト、そして先ほどの薄焼き卵。
きゅうりは薄切りし、さらに細く切ります。『薄切りきゅうりを少しずつ重ねて、端から一気に切る』というやり方も伝えましたが、これにはまず均等な薄さに切れていないといけないので、包丁に慣れない生徒さんには根気よく1枚ずつ切ってもらいました。
1年生はまだcookingのレッスン3回目ですが、いつも丁寧なので、めきめき包丁スキルは上がっています。
見てください、この等しく切れた錦糸卵!
ミニトマトは、半分に切った後は中身側から切ると簡単に切れるよ、と説明したのですが、「皮から切りたい〜」という子が。
ミニトマトは簡単と思いきや、ギュッと押して切るクセがあると、皮から切ると上手く切れずに潰れてしまいます。
中身の方から切った方が簡単だよ、と再度伝えると、「ほんまや!」と感心してくれました。
卵を細く切り、鶏ささみを細かくほぐし、次はそうめんを湯がきます。
熱いお湯にものを投入することを、子どもたちはいつも怖がってしまいますが、今回は難易度低めのパラパラそうめんなので、頑張って入れてもらいました^_^
湯がけたら、ザルにとり、冷めるまでお水と氷で冷やして、手でギュッギュッとしぼってしっかり水気を切ります。
みんな丁寧に出来ていました!
ここで間髪入れずにごま油とマヨネーズを和え、そうめん同士がくっつくのを防ぎます。
そして、味付け。
味付けの際には、蒸し鶏を作ったときに出てきた、鶏のおだしがしっかり出た美味しいスープも一緒に入れます。
実は今回私は、レシピ作りの段階でここでミスをしてしまいました。
そうめんがこのスープの水分を吸ってしまい、せっかく美味しく味付けしたのに、お家で食べるときには延びて味がボケてしまっていたのです(/ _ ; )
油分が多い方がサラダらしくなるし麺もコーティングされてくっつかないな…とか、
少ししっかり目に味付けした方が後々美味しいな…とか、レッスン前に試作をした時は、些細なコツを無意識にして味付けしていたと気づき、それを伝えられてなかった子どもたちは、いつものように"あっさりと美味しく自分らしく"味付けし、そのお料理は、結果的に味気ないものになってしまいました。
いつも基本的には「自分の好きなように味付けしてね!」と言っているのですが、美味しく作るためのコツをきちんと伝えた上で自分らしく作ってもらわないといけない…と、思わされた今回のレシピ。後日改訂版をお渡しさせていただきました。
私事ばかり書いてしまってすみませんm(_ _)m
もちろん、美味しく食べてもらえた生徒さんもいましたよ〜!
マイナス面もありましたが、訳あって今回のメニューは少数で行うことになったので、『切る』の中でも薄切り、細切り、『焼く』『茹でる』『ほぐす』などの様々な工程をじっくりこなせた、有意義な回でもありました!
3年生の生徒さんは「これ、1年生がやるには難しいんちゃう〜?」と心配していましたが、心配をよそにしっかり出来ていました!!
皆さま、お家で実践する時は、少ししっかり目の味付けにして、なるべく早めにお召し上がりくださいませ(^-^)/
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